オーソドックスな撮影方法、三分割法
写真を撮影する場合、ただ漠然と撮影をしても場合によっては見え方が平凡な写真となってしまいがちです。
対象の物をよりよく写したいとこだわればこだわるほど、うまく行かないことの方が多いかもしれません。
そんな時に活用することが出来るのがモデルの写真を若干、ずらして撮影することでその魅力を引き出そうとする方法です。
その方法としては三分割法がオーソドックスな方法として知られ、写真の画面を三分割にしてその真ん中の線以外の四つの交錯するポイントにモデルを置き、商品撮影をします。
当然、ピント自体は被写体に合わせる形となり、周囲の状況もうまく収める事が出来るのがメリットです。
なおデジタルのカメラでは、AFフレームを自動選択する場合、カメラのピントがうまく合わない現象が起こることがあります。
そういった場合には、フォーカスロックという方法を用いることが解決できるのです。
AFフレームを任意選択し、そのフレームの中心にモデルを置き、その状態を保ちながら、カメラを左右に動かして三分割の四つの交錯するポイントに被写体が来る様にします。
そうすることにより、うまくピントが合った状態で撮影することが可能です。
これは、ネットショップに掲載する商品撮影にも十分、応用できる方法なので、マスターしておくと良いでしょう。