商品撮影を成功させる!モデルへの指示出し(香盤表)チェックリスト
スタジオでの時間は限られています。商品撮影の現場で「何を撮ればいいんだっけ?」と迷わないよう、以下の項目を事前に整理し、モデルやカメラマンと共有しましょう。
1. 基本情報
- 撮影日時・場所: スタジオの住所や入館方法。
- 撮影目的: どこで使用する写真か(ECサイトのトップ、商品詳細、縦長バナー、SNS用など)。
- ターゲット層: 誰に売るための商品撮影か(例:30代働く女性、ミニマリストな男性など)。
2. モデルへの演出指示(ポージング・表情)
- 雰囲気(トーン): 「元気で明るい」「クールで高級感がある」「日常のリラックス感」。
- 具体的なポーズ: * 正面・横・後ろの三面図。
- 商品を使用している「動作」の指定(例:バッグのファスナーを開ける、パンプスで歩き出す)。
- 顔の向き(カメラ目線か、あえて視線を外すか)。
- NG事項: 「このブランドでは派手なネイルはNG」「過度な笑顔は不要」など。

3. カット割りリスト(香盤表のメイン)
| カットNo | モデル | 商品名 | モデルの衣装/メイク | 背景/スタジオ場所 | 撮影イメージ・指示 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | モデルA | Aラインワンピ | Aコーデ(靴/鞄込) | 白ホリ | 全身・正面。素材感がわかるように。 |
| 2 | モデルB | Aラインワンピ | Aコーデ | ハウス風角 | 椅子に座って読書。リラックスした表情。 |
| 3 | モデルA | レザーバッグ | Bコーデ(パンツ) | 自然光エリア | バッグを肩にかけ、颯爽と歩く姿。 |

4. スタジオ環境・備品の確認
- 背景の指定: 白背景、カラー背景、家具付きなど。
- 小道具(プロップス): 撮影に使用する雑誌、花瓶、コーヒーカップなど。
- 衣装管理: アイロン(スチーマー)の有無、着替えスペース、メイクスペースの確保。
- メイクイメージ:どのような仕上がりにするか。

5. 当日の最終チェック項目
- [ ] 原状復帰用にスタジオの写真を撮ったか。
- [ ] 商品のタグは切っているか、または隠せるか。
- [ ] 靴の裏に養生テープ(スタジオを汚さないため)を貼ったか。
- [ ] サンプル品にシワや汚れはないか。
アドバイス:
モデルは「動き」のプロですが、商品の「どの部分が一番の売りか」までは分かりません。「このステッチを見せたい」「このシルエットを細く見せたい」といった商品撮影特有のこだわりは、言葉と資料で明確に伝えましょう。
