撮影する環境をチェックしよう
上手に写真撮影するためには、撮る場所の環境が大事です。
外にしても室内にしても、被写体がキレイに見えるようにするためには、光の加減が重要となってきます。
テレビに映る女優さんも、たいてい、ライトを浴びていることがあるように、明るさによってシワやシミなどが飛んで肌がキレイに見えるようになるものだからです。
そこで、モデルが人ではなくモノであったとしても、光の当たり方をチェックすることから始めてみます。
そのためには、撮影場所選びが重要です。
外で撮るのなら基本的には曇りの日を選択すべきです。
また、人間がモデルになるのなら、着ている衣服の柄や色などでも随分と違いが出てくることがあります。
映える柄や色をファインダーから見て確認してみることをお勧めします。
周囲が明るいと露出差が大きくなりモデルへ露出を合わせると背景が白飛びしてしまいます。
その場合にはクリップオンストロボやレフ板を使い背景とモデルの露出差を減らすことにより見栄えが良くなります。
それから、周囲に目立つ建物や看板などが入ってしまうと、モデルが目立たなくなってしまうことがあります。
この点も考えながら、撮影場所を探すことがポイントです。
有名な観光スポットで撮る場合、背景も取り入れながら被写体が中心となるようにすることが大事です。