物撮りの基本を覚えて商品撮影に挑戦
同じものを撮影しているのに、印象が全く違う写真を見る事があると思います。
プロの撮影した写真はアマチュアの写真とは随分印象が違います。
プロは高級なカメラを使っているから、綺麗な写真が撮れるのでしょうか。
実は、プロは光をコントロールする事で格段に魅力的な写真を生み出しているのです。
もし、商品撮影をより本格的に始めたいのならば、光のコントロールを学ばなければなりません。
物撮りを本格的に始めるならば、まずクリップオン・ストロボが必要です。
これは一眼レフカメラに装着する外付けのフラッシュです。
カメラから離して使用できるので、光を当てる角度が自由にコントロール出来ます。
カメラ機材以外では、バック紙が必要です。
これは商品の背景として使用する紙になります。
バック紙を使う時は、紙を曲げてアールを作ります。
被写体の下に紙を敷き、曲げた先を後ろの壁として使います。
さらにレフ板が撮影には重要です。
レフ板とは光を反射させる板の事です。
白のカラーボード等で光を反射させる事で、積極的に光をコントロールしていきます。
また、光を反射しない黒い板を黒レフと言います。
陰を作りたい方向に黒レフを置く事で、コントラストを強調できます。
更に、光の当て方でハイライトを作る等、光のコントロールをマスターすることで魅力的な商品撮影が可能になります。
せっかくの商品ですから、より魅力をアピール出来る撮影テクニックをマスターしましょう。