ズームを知って安定した写真を撮る
一般的なデジカメを使用していると、同じ被写体を撮っていても全く異なるモノが写ることがよくあります。
光の入り方によって色が違ったり、被写体が歪んで見えたりするのですが、この理由はデジカメの光学ズームレンズにあります。
実は光学ズームレンズで撮影する場合、広角側で撮るか望遠側で撮るかで被写体の印象は全く異なるのです。
たとえば、一般の方がオークションなどの商品を撮るときによく利用する広角側の場合、手ブレが抑えられるのはいいのですが、モデルの形が強調され、結果として歪んで写ってしまうことになるのです。
これでは見る側に対して、商品の正確な情報が伝わりません。
ですから、商品をモデルとする場合、一般的なデジカメの3~4倍程度の光学ズームであれば、ズームを目一杯にした状態で撮影したほうが写真が安定します。
もし、ズームが6~8倍程度の場合は、最大ズームの半分くらいで撮影すると、商品の形を正確に伝えられるでしょう。