スマホしかなくても露出と背景、フレーミングにこだわれば商品撮影ができる
最近はスマホのカメラ機能も画質も向上しており、一般的なコンパクトカメラと変わらぬ画素数を誇るものまで登場しています。
デジカメを持っていない人はかなりいますが、スマホを持っていない人はほとんどいません。
ネットショップの立ち上げにあたり、商品撮影をするにあたっても初期費用を抑えて、デジカメを買わずに手持ちのスマホで済ませたいという方も多いことでしょう。
スマホはデジカメに比べて劣っているように思われがちですが、使い方次第でデジカメ以上のモデル商品撮影が可能となります。
スマホによるモデル商品撮影のカギを握るのは露出です。
露出とは写真の明るさのことで、商品の実物のイメージ通りに写るよう、AE/AFロック機能を調整することから始めてください。
次に背景にこだわります。
色々なものを置かず、背景を整理してから撮影開始です。
また、アングルを変えて背景の写る範囲を少なくしたり、ズーム機能を使って商品を中心に写すことも可能です。
そしてフレーミングをしっかり考えましょう。
フレーミングは画面構成や構図ともいわれるもので、ファインダーを覗いてみて被写体を配置する位置や配色、ボケ具合などを考えます。
撮影時には同じ方向だけから1枚だけ撮影するのではなく、アングルを変えて様々な角度から撮影したり、スマホの横位置と縦位置の両方で撮影してみるといいでしょう。