商品モデルを手ブレさせないために気を付けること
商品撮影の際、せっかくの商品がブレていてはっきりと写っていないのは消費者にもあまり商品に対して良い印象を残せません。
そのため、手ブレにならないように気を付けることが必要です。
カメラには手ブレ補正機能はあるものの、商品の輪郭がくっきりと表現できないということもしばしばあるのです。
そのため、手ブレ補正を使って商品撮影するよりも、断然三脚で固定して撮影することが望ましいです。
また、三脚で固定することによってアングルも固定することができるために、モデルの構図などを調整するためにも優れていると言えるでしょう。
ただ、三脚を使って撮影する際の注意点としては、必ずカメラの手ブレ補正機能をオフにすることが重要です。
手ブレ補正は、手でカメラを持って撮影した際に表れるブレを補正するよう設計されているものです。
固定されている上での撮影には向かないのです。
手持ちでのブレの波長と三脚の固定のブレの波長は全く異なります。
そのため手持ちと同じ波長で合わせようとしてもモデルが余計にブレてしまう結果に繋がるからです。
つまり手ブレ補正は手ブレの際は有効になるものなのですが、固定した状態で起き得る細かな揺れはブレに対しては補正に合わない可能性が非常に高いのです。
是非モデル撮影の際の準備には、三脚を忘れないようにしてブレの少ない綺麗な写真を残しましょう。