絞りと露出補正でボケ具合と明るさを思い通りにコントロールしましょう
思い通りの写真を撮るためには、カメラの絞りと露出補正について知っておく必要があります。
まず、絞りはピントの合う範囲を調整する機能のことです。
絞りを開いてピントの合う範囲を狭くすれば、ピントが合わない部分が増えてボケが活きた写真になります。
一方、絞りを閉めてピントの合う範囲を広げれば、細部までクリアに見える写真になります。
商品やモデルの一部に注目を集めたい場合には絞りを開き、全体像を見せたい場合には絞りを閉めるようにするといいでしょう。
絞りの調整はF値を操作することで行います。
絞りを開きたいならF値を小さく、絞りを閉めたいならF値を大きくしてください。
露出補正は写真の明るさを調整することを指します。
カメラには露出をオートで補正する機能があるため、露出を意識せずに商品撮影をしても魅力的な写真が撮れる場合もあります。
ただ、背景と被写体の色がどちらも白に近かったり黒に近かったりすると、オート補正だと暗くなり過ぎたり明るくなり過ぎる事があります。
そんなときに、露出をプラス補正すれば明るくなり、マイナス補正すれば暗くできることを知っていれば、丁度良い明るさに調整して撮影することができて便利です。
絞りと露出補正の知識をぜひモデル商品撮影に活かしてみてください。