動く被写体を撮るときは置きピンでの撮影が便利


オモチャやベビー用品などを販売する場合、商品撮影に協力してもらうモデルとして小さなお子さんを採用することがあるでしょう。

その場合、なかなか大人のモデルのようにはじっとしていてくれず、撮影に苦労することもあるのではないでしょうか。

また、自転車など走りがアピールポイントとなる商品を撮影する際には、走っている瞬間を切り取って写真にしたいと思うものの、普通に撮るとブレてしまうと困ってはいませんか?そういったときに活用できるのが、置きピンというテクニックです。

これは、カメラをあらかじめどこかに設置してピントを合わせておいて、被写体がやって来るのを待ち構えて撮ることを指します。

被写体がピントを合わせたポイントにやってきたらシャッターを押すだけでいいので、動いている被写体の一瞬の姿を簡単に綺麗に写しとることができるのです。

具体的な手順としては、まず、被写体がこれからやって来るであろう位置を予想して、その位置を撮影するのに適した場所にカメラを持って立ちます。

そして、シャッターボタンを半押しにしてオートフォーカス機能を働かせてピントを合わせ、その状態で被写体が来るのを待つのです。

被写体がなかなか撮影したい位置に来ない場合には、1度オートフォーカス機能でピントを合わせた後でオートフォーカス機能を切っておきましょう。

そうすることで待っている間ずっとシャッターボタンを半押しし続けていなくて良くなるので、商品撮影が楽になります。

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