商品をきれいに撮るためには考えることが大事
今、目の前にある商品をただ単に撮影しただけでは、そこにあるものという純然たる事実しか伝えてこない写真でしかありません。
そのような写真をインターネットショッピングサイトに掲載しても、どうしてもその商品でなければならないという人以外は購入しないでしょう。
事務的な商品なら、かたっぱしから撮影してサイトに掲載していく方法で問題ありませんが、よりよく見せて、素敵な商品と思ってもらうことが購買意欲につながるような場合、よりきれいに、魅力的に見える写真を撮る必要があります。
写真というのは、普通は被写体がフレームの枠内に収まるように撮影しますし、それが基本です。
けれども魅力的に見せるには、たとえばモデル商品のうしろに引き立て役となるグッズを置いてみたり、あえて変わったアングルから商品撮影をすることで興味を引く一枚が撮れるということがあります。
このアングルの使い方や、どのように見せたいかを考えながら写真を撮ると商品撮影も楽しめますし、何よりも魅力的なモデル商品の写真が出来上がります。
光の当たり具合、被写体が写る角度、バリエーション豊富な背景によって、同じ品物でもまったく印象の異なる写真が出来上がります。
それらが魅力的であればあるほど、インターネットショッピングサイトの売り上げに結び付くのです。