商品撮影綺麗の基準
商品撮影においてモデルを綺麗に撮ることは基本と考えたいものです。
では綺麗とはどのようなことを言うのでしょうか。
それは人の五感に自然と美しいと思えるものが最も綺麗と言えるのかもしれません。
人の好みや価値観は生来のものと生まれ育った環境やその後の生活環境などによって変わるものですが、基本的なものは共通するものです。
それは自然に備わったもので、例えば木の葉の部分の緑色と幹の茶色のコントラストをごく自然と感じ美しいと思うなど、日常にごく当たり前のコンビネーションで備わっているものを綺麗と感じるものです。
そうしたことを踏まえて商品撮影の綺麗を追求してみましょう。
ポイントは木で例えると葉の部分はモデルで幹はそれを取り巻くものです。
テーブルであったり引き立て役の小物などはモデルの次の主役になります。
これらを抜群のコンビネーションで綺麗に見せるには、自然な組み合わせにすることです。
例えば色を自然な組み合わせにしたり形を自然にするなど、一見して違和感のない調和が最低限の条件とします。
それにて綺麗を極めます。
光の加減も重要でこちらも自然を意識します。
朝食を思わせる食材なら朝日が昇る東側から自然光もしくはライトを当てるのが理想です。
人を撮影する時も自然な表情やしぐさなどを意識して撮ると綺麗と映ることでしょう。