ハイアングルで商品を分かりやすく
ネットショップのモデル商品撮影で活用される撮影テクニックの1つにハイアングルがあります。
ハイアングルとは上から見下ろす形で撮影する方法で、対の概念としては下から見上げる形で撮るローアングルがあります。
小さな商品をはじめモデルを上から三分割法で配置すれば、商品の全体が見やすくなります。
たとえば、アクセサリーや時計などは実店舗に行けばショーケースに入って飾られています。
腰の高さくらいにあるショーケースを上から見下ろす形で品定めをするのが一般的です。
ハイアングルで撮影すれば同様の効果が得られます。
お鍋や花など実店舗に行った際、上から見下ろす形で見て回る商品には特におすすめの撮影法です。
風景などを撮影する際はローアングルのほうが個性的で面白い、芸術的な作品が撮れたりしますが、ネットショップに掲載する商品撮影の場合は、実物を見れない分、いかに分かりやすく商品を確認してもらえるかが重要になります。
そのうえで、ハイアングルは効果的な方法です。
ハイアングルで撮影するには低めのテーブルなどに商品を置いて真上から撮影することもできますが、高さが足りない場合には撮影者が椅子の上に乗るなど、高さと見下げる角度に気を付けて撮りましょう。