室内で明るく撮影するために
ネットショップで販売するためのモデル商品撮影では、中には1点ものなど売り物を撮影することもあるかと思います。
汚したり傷つけたりしないよう室内で撮影したいケースもありますし、オフィスのビルや事務所代わりのマンションの一室など閉ざされた空間で撮影するケースも多いことでしょう。
室内で撮影するのは当たり前と思われがちですが、本来、暗い室内はあまりおすすめできません。
フラッシュを焚けばいいと考えがちですが、実はフラッシュは商品撮影にはあまり向きません。
本来のカラーと違って写ってしまうなど、写真のイメージを頼りに購入するネットショップではカラーが違うというクレームになりかねないためです。
室内で撮影するポイントはなるべく自然光を利用することです。
陽が差し込む昼間に窓際で撮影するのが一番おすすめです。
フラッシュは焚かず、自然光とレフ板のみで撮影します。
窓がない場合や、昼間の撮影が難しく夜になる場合もフラッシュを使うのではなく、部屋の照明の明るさを利用しましょう。
モデルに対して照明を逆行になるように配置し、レフ板も用意します。
照明の光ではぶれやすいので、手ぶれしないよう配慮するか三脚などで固定することをおすすめします。