パソコンのモニターの設定も意識して撮影
僅かな光源の見え方の違いであっても商品に対するイメージは大きく変わってくるものです。
モデルの例を見てみましょう。光の当て方一つでモデルの肌の色も明るくなったりくすみが見えたりしますよね。
例えばコーヒーカップなどの商品撮影をする際に照明を当てる時には、コーヒーカップの内側に模様がある様な商品であれば、きちんと内側まで照明が当たる様な撮影方法を選ばないといけません。
お金をかけたスタジオ撮影でなくても例えば小物でしたら照明が当たりやすいスタジオ撮影キットを使用する方法もあります。
例えばコーヒーカップの場合、そこまで照明を当てようとしなくてもコーヒーカップの模様は見ようと思えば見えると思っていても、ネットショップで使う写真という事を忘れずに商品の写真に暗い部分が出来ない様にしてください。
お客様はパソコンなどを使ってネットショップの商品を見ている訳ですから、人によってはモニターの明るさ設定がかなり低く設定されている場合もあります。
そういったお客様相手にも商品の魅力を伝えたいと思うと、コーヒーカップの内側の模様など照明をきちんと当てていなければ、その模様が殆ど見えずに商品の魅力が半分も伝わらないという事もありえるのです。
商品撮影の被写体となる商品の何処を目立たせたいのかという事を意識しながら、照明の当て方にこだわって撮影をしたのであれば、その後にパソコンのモニターの明るさ設定を下げた状態で出来上がった写真のチェックをしてみてください。