ネットショップ物撮りの基本
物撮りを行う上で非常に大切で、且つ基本になるのは光のコントロールです。
例えば、背景に真っ白な布を引いて撮影したものでも光の当て方を間違えていると、全体的に暗い画になったり、あるいは平面的で対象物の魅力が伝わりにくい画になってしまします。
対象物を立体的かつ、明るく魅力的な画に仕上げたいと考えた時に意識する点は挙げていけばそれこそ数限りなくあります。
やれ、ハイライトと陰だの、影の出方を意識するだの、その為には何々が必要で、それを生かして対象物をこう写す為にはこういった技法が必要で・・・と、それこそ気が滅入ってしまうと思います。
仮に、それらの技法を覚え機材を揃えたとしても日に数多く商品撮影を行い出品作業をこなすネットショップのオーナー様には大変な作業になる事と思います。
そこで、簡単で且つ対象物の輪郭をはっきりと表現出来る方法を提案したいと思います。
キーワードはバックライトです。
バックライトを使用する事により、素人でも簡単に立体的で商品の魅力をある程度引き出しつつも効率的に写真を撮影する事が出来ます。
その方法とは、いわゆるベースライトを写真の45度から当てて、その対角線上にバックライトを当てる手法です。
これにより、対象物の輪郭がはっきりとした写真が撮れます。
さすがに様々な手法を対象物に合わせて駆使するプロ程とはいきませんが、素人でもその魅力を表現するには十分な写真が撮れるはずです。