食べ物はおいしそうに撮影するためのポイント
商品撮影するときは、モデルのイメージを考えることからはじめます。
例えば個別包装されたどら焼きの場合、透明な包み紙ならばどら焼きだとすぐにわかりますが、透明ではない包み紙の場合は、一体どのようなどら焼きなのかはわからないものです。
だからこそ個別包装された食べ物は包み紙から出してから商品撮影します。
出した後はお皿に乗せるのですが、このお皿もとても重要です。
真っ白の皿では愛想がないですし、カラフルで柄が主張している皿ではモデルの良さが生かせない可能性があります。
対策としてはモノトーンのシンプルなお皿を用意するのです。
そしてどら焼きを2つ用意して、片方を思い切って半分に切ります。
当然、断面部分からはあんこが見えているはずです。
これが人間の食欲をそそってくれます。
また、お皿だけでは背景の部分が寂しいため、和風のグラスを置いてみたりするのも良案です。
お皿にこだわらず、あえて和紙の上にモデルとなる商品を乗せるというのも和風感が増します。
和紙にも柄がたくさんありますが、お皿同様あまり主張の少ないものを選ぶのがベストです。
また撮影スペースを確保する意味でも簡易的なスタジオを用意するのも◎
お皿や和紙を入れ替えるだけで雰囲気の変わったものが撮影できますので簡易スタジオおススメです。