商品撮影の基本について




商品撮影に関するテクニックは、色々なものがあります。


光源を工夫するものもあれば、色味や雰囲気を良くするテクニックもあり、実に多様なハウツーが、書籍やネット上で紹介されています。


そのため、「自分には、カメラの素養も経験もない。


ネット店の写真を、格好よく撮る自信がない、どうしよう」等と頭を抱えるビジネスオーナー様も、珍しくありません。


そういった小技やテクニックに頼る事も大事ですが、基本的なお約束を抑えられれば、十分、実用的な商品撮影が進められます。


月並みですが、ユーザーが確認しやすい内容のモデル写真を、商品撮影する事が基本です。


妙な角度での商品撮影は避け、正面や真横といった、基本的な角度から撮影する事を意識しましょう。


同一モデルの撮影は、同じ角度、同じ位置での撮影が基本です。ブレなどが気になるなら簡易スタジオなどで三脚を使い固定するのもいいですね。ダンボールなどでスタジオを作る方も多いですよ。


また、ついつい素人が陥ってしまいやすい、俯瞰(映画の空撮的な角度)やアオリ(モデル商品を足元から撮影する角度)での、撮影もまた、出来る限り避けたほうが良いでしょう。


俯瞰だと、商品のディテールがユーザーの視点からは確認出来ませんし、アオリの様子だと、威圧感が加わってしまい、さらに細部が曖昧になりやすく、やはりユーザーに対して不親切な印象を与える結果になります。


まずは変な拘りを捨て、正面図や真横、ディテールのアップなどの、基本的な姿を抑える事を意識しましょう。