明るさの工夫と、様々な角度からの撮影で商品の魅力を引き出す
洋服などの商品を撮影するには、カラーや立体感、サイズ感や、前、横、後ろから見たデザインなどの違いも、しっかり伝えたいところです。
まず、モデルの撮影で気を付けたいのがカメラに付いているストロボは使わないことです。
ストロボを使って写すと、本来のカラーが失われたり、ツヤや立体感が失われ、キレイに見えません。
そのため、撮影タイミングは、自然光を生かせる晴れた日の昼間がいいでしょう。
昼間の窓際の位置で、直射日光が入らないよう、レースのカーテンなどで柔らかに光の入り具合を調整します。
どうしても、夕方以降になる場合には、ストロボではなく、室内の照明を利用します。
照明は自然光より、光が弱い場合があるので、手ブレがしないようカメラを固定すると良いでしょう。
また、モデルに光を当てる位置は逆光にしたうえで、レフ板も活用しましょう。
前と後ろのデザインが異なる洋服や、立体感を感じてもらうためにも、角度を変えて様々なパターンの画像を用意すると、購入希望者が商品をイメージしやすくなります。
アクセサリーやバッグをはじめ小物類は、サイトにサイズを書いても、相手にはなかなかイメージできません。
そこで、誰もが持っているような身近なモノ、たとえば、サングラスや長財布などとモデルを並べて撮った画像なども用意するといいでしょう。