アマチュアカメラマンでも心得でプロのような写真が撮れる
写真を撮るという作業において、アマチュアとプロとの違いは何だと思われるでしょうか。
もちろんカメラ一つの知識においても、撮り方や撮影環境の知識においても、その量は雲泥の差です。
しかし、これらはあえて言うまでもない分かり切っていることです。
素人とプロの差とは、どうすればその写真を見る人が良いと思う写真を撮ることが出来るか、ということを熟知し、考え、日々精進しているか、ということなのです。
写真を撮っても自己満足ではいけません。
撮ると言うことは必ず見る側が存在すると言うことです。
その究極とも言える写真がモデル商品の写真です。
モデル商品の撮影とは、市販で大量に売られている商品を撮り、宣伝するためのモデルを作るというものです。
プロのカメラマンはまず撮影環境やポジションを重要視します。
ディフューザーやレフ板を使い、より被写体となる商品が美しく映るための環境を作ります。
カメラの質はもちろん写真の質に直結しますが、これらは金銭的な面の話になってしまいますので割愛するとしまして、ポジションが環境が整えば、次は撮り方です。
明るさの調整と露出補正をしっかりと行い、ホワイトバランスを設定し、より商品が魅力的に映る角度で撮ります。
更に、貴金属類であれば単に背景紙の上に乗せるだけでなく台を使うなど、小さな工夫も大切になってきます。
こだわり始めれば奥が深い写真。
しかし、ということはいくらでも改善、改良の余地があると言うことでもあります。