商品撮影に、フラッシュは絶対に使うな
ネットショップというのは時と場所を選ばず、誰もが自由にお買い物を楽しめる本当に素晴らしいものですが、唯一実店舗とは違い商品を直に手に取って確認する事は不可能なので、商品写真の良し悪しはお店の売上を大きく左右する、極めて重要なポイントとなってきます。
まず自身が運営されておられるネットショップに掲載する、商品写真を撮影する際に最も気をつけなければならないのは、フラッシュは絶対に使わないという事です。
素人考えでは、強烈な光を当てた方がモデル商品が鮮明に写せそうな印象を受けがちですが、フラッシュの強烈な光は商品の本来の色を分かりにくくしてしまいますし、特に白い物を撮る際には白飛びと言って、物の輪郭などが全く分からない極めて不鮮明な写真になりがちです。
なお一番良いのは、影になっている部分にレフ板を使って、自然光を反射させて当てることです。
それが最も自然で鮮明なモデル商品写真を撮影する事が出来ます。
とはいえ、レフ板を買ってくるのは勿体無いと仰る方もいらっしゃるでしょうが、何も専用の物を使わなくとも下敷きにアルミホイルを綺麗に貼り付けた物でも、十分レフ板の役割を果たしてくれます。
またはホームセンターで大きな発泡スチロールの板を買ってくるだけでもレフ板になります。(180cm×90cm)
モデル商品の影を少しおこしてあげるだけで、誰が撮影した写真でも驚く程完成度がアップします。
もちろんフラッシュの特性を理解してから使用することには問題ありません。