黄金比に気を付けよう
黄金比と言うのをご存知ですか。
これは美しく見せる事ができる比率のことを言います。
モデル写真を撮る時も、この比率をよく考えて撮影しましょう。
とは言っても、実際に寸法を測って細かく決めながらの写真撮影はとても大変です。
だから、まずはどういう構図にするとどういうイメージを相手に与える事ができるかをよく理解しましょう。
知っておくべきなのは三角形、逆三角形、そして後は線が交差する所です。
まず三角形は下の方が重くなるので、安定した印象を与えます。
またその三角形の角度によっては奥行があるデザインにする事も可能です。
反対に逆三角形は不安定な印象を与えてしまうことがあるので注意しましょう。
下の方を細く見せたいという時は効果的ですが、そうではない時は避けておくのも無難です。
線が交差に関しては、まずは写真の角と角を結んだ線を想像しましょう。
この交点の所が画像の中心となります。
そこにモデル商品を配置すると、何を伝えたい写真なのかが良く分かります。
ただ面白みがない、もう少し遊び心が欲しいという時はグリッド線を使いましょう。
デジカメの液晶画面を見て、何も線が出ていない時はグリッド機能を使うとその線を表示する事ができます。
被写体が傾いていないかどうかを確認する事もできますが、この線が交わっている所にモデル商品を置いて撮影してみると、なかなか良い構図の写真が撮りやすくなります。