現像ソフトを使って魅力的な写真を作る
写真にはセンスが必要です。
ただし、これは芸術的な写真の話で、ネットショップの商品を撮影するときのような正確性を求められる写真は、コツさえつかめば誰にもキレイに写すことができます。
また、現代はデジタルカメラが主流なので、モデルとなる商品を撮影した後にパソコンに取り込んで写真を加工することも可能です。
良い写真を撮るには光の調整といった環境づくりが最も大切ですが、仮に納得のいく写真が撮ってなくても後に手を加えたほうが、何度も繰り返し撮るよりも効率良く作業が進むこともあります。
このように撮影後に写真を調整して完成させることを現像といいます。
そして、優れた現像ソフトを使えば、より効果的な商品を写す写真を作り上げることができるようになるのです。
たとえば、三脚で固定した状態で写真を撮った場合、被写体の位置は全く変わりません。
ここで光源を変えた状態で商品を撮れば、光の加減で部分的に際立った写真が沢山残ります。
この中から、アピールしたい部分を切り抜いて重ねるといった合成も可能になります。
このように写真を合成したり、部分的に強調させたりする作業をレタッチと呼びますが、魅力的なモデルの写真を作るには必要なテクニックになります。