アングルを工夫して商品の魅力を引き立てよう
インターネットで販売する模型を写真に収める時、アングルの工夫はとても重要です。
たとえば恐竜の模型を写真に収める場合、高い位置から見下ろすように撮影すると、その恐竜のディテールはつかみやすくなりますが、恐竜の持つ迫力は伝わりにくくなります。
もし、恐竜の模型の迫力を伝えたいのであれば、人の目線から恐竜を見上げているような写真を撮ることが肝要です。
ただ、モデルの迫力を強調した写真は、全体のディテールがつかみにくいという欠点があります。
商品の魅力的を伝えるためには、ディテールのわかる写真と、売り込みポイントを強調できる写真の2種類が必要となるのです。
さて、こうしたアングルの工夫は、模型だけでなく食品を魅力的に撮影する際にも重要な要素となります。
たとえばインスタント食品を売り込む際は、パッケージに入った状態の写真とともに、実際に調理した状態の写真を作成する必要があります。
こうした食品をモデルにする場合は、その食品の一部を思い切ってクローズアップしたアングルで撮影すると効果的です。
仮に、大きなお肉がセールスポイントのカレーを写真に収める場合なら、お皿全体をくっきり写すのではなく、カレーの中のお肉にピントを合わせて、その周囲が徐々にボケていくようにした方が、売り込みポイントを強調した写真が撮れます。
このように、アングルの工夫次第で商品をより魅力的に見せることができるのです。