銀製品を簡単に美しく撮影するテクニック


スプーンやフォーク、ナイフなどの銀製品は、とても撮影しにくい被写体とされています。

なぜなら、余計な光をたくさん反射させてしまうからです。

余計な光は余計な影を生みますし、被写体の質感を下げてしまいます。

ですので、商品を写真に収める時に、余計な光をカットすることはとても重要です。

しかし先述のとおり、銀製の食器などは光を反射させるため、カットするどころか余計な光を生み出してしまいます。

このことから、銀製品の撮影は難易度が高いのです。

さて、そんな写真に収めるのが難しいな被写体である銀製品も、光のコントロールをすることで、とても魅力的な被写体に変身します。

銀製品の商品写真をネットにアップする際は、光のコントロールを意識した写真を撮ることが肝要です。

では、具体的にどのように光をコントロールすればよいのかというと、実はちょっとした工夫で光はコントロールできます。

まず、モデルとなる銀製品の背後に高い位置からライトを置き、被写体を照らします。

このままでは、銀製品はライトの光を強く反射させてしまい、商品写真としてはイマイチです。

しかし、ライトと被写体の間に大きなトレーシングペーパーなどを設置すると、光が調節されて被写体が程よくシックな光を放つようになります。

後はライトの角度を調整すれば、モデルに適度な影ができて写真全体の印象は大きく変わるのです。

このテクニックは安価に再現できますし、商品のアピール効果は抜群です。

簡単に言えば映り込むのであればトレーシングペーパーをキレイに映り込ませることが重要です