難しいライティングをマスターしよう


ネットショップに商品の写真を掲載するとき、よりその商品を魅力的に見せる必要があります。

撮影自体は安価なデジタルカメラでも可能ですが、出来ればエントリーモデルで良いので、一眼レフを用意した方が良いでしょう。

実は、商品撮影ではカメラ本体よりもライティングが重要になります。

ライトの当て方により、印象的な撮影が可能になるからです。

特に、食品を魅力的に撮影するにはかなりのテクニックが必要になります。

仮にお茶やコーヒー等のホットドリンクを撮影するとすれば、重要なのは湯気の演出です。

湯気の撮影は意外に難しいものです。

思った程に湯気は立ちにくいもので、すぐに空気に消えていってしまいます。

湯気の撮影テクニックとしては、まずエアコン等で部屋の温度を下げて、かつ加湿器で湿度を上げてやれば、湯気が立ちやすく、しかも消えにくくなります。

撮影の際は、部屋の電気は消してライトの光だけで撮影した方が良いでしょう。

ライトは湯気の後ろから当てる光と、商品を上から照らす光、商品のサイドからの光という3つを組み合わせると、かなり表現の幅を作る事が出来ます。

難しいライティングをマスターしよう
ライトは湯気の後ろから当てる光と、商品を上から照らす光、商品のサイドからの光という3つを組み合わせると、かなり表現の幅を作る事が出来ます


商品撮影で注意するべき事は、背景に光が当たり過ぎない様にする事です。

あくまで主役だけが浮き立つ様に、光を上手くコントロールして撮影しましょう。