衣服の素材感を伝える撮影方法


ショップで販売する衣類を撮影するとき、全体のスタイルや色を見せることばかりに意識が向いてしまいがちですが、お客側には衣服の素材を確認したいという気持ちも強くあります。

ネットショップの場合は実際に商品を手にとって触ることができないので、素材の感触や状態は写真で確認するしかないからです。

この場合、モデルとなる衣服の撮影方法は、素材がわかりやすいように一部分をクローズアップして撮影することになります。

マクロモードを利用すれば、そのカメラの最短距離で写すことができるでしょうし、より細かく見せたいのであればエクステンションチューブを使う手もあります。

撮り方のコツはまず生地を平坦に敷いて一枚撮り、次に生地を指などで持ち上げてピントを合わせてから、素材を立体的に写す方法です。

こうすることで、素材の凹凸が強調されるので、見る側に情報が伝わりやすくなります。

また、光を上手く使うことで、より一層モデルとなる衣服の素材感を伝えることができます。

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