ちょっとの工夫でお客様の興味が違ってくる背景設定
ネットショップにおけるモデル商品の商品撮影においては、背景をどうするかが大きなポイントになります。
素人的な感覚でいくと、モデルを目立たせるためにも背景は白など目立たないものにして、商品だけが目立つようにしたほうがいいと思われるかもしれません。
ですが、実はそうは言いきれず、商品の種類やデザインやカラー以外にもどのようなターゲットに売りたいと考えているのかでも選ぶべき背景が違ってきます。
背景に柄物はNGと思われるかもしれませんが、販売ターゲットや目的によってはより効果的な場合もあるのです。
たとえば、ユニセックスの時計があったとします。
男性を主なターゲットにしたいと思えば、モノトーンや落ち着いたモザイク柄などの背景にします。
一方で、女性や女性へのプレゼントとしてアピールしたいなら、パステルカラーやハートなどの絵柄が入った背景にすると時計がキュートなイメージに見えるから不思議です。
時計は同じデザイン、カラーであるにもかかわらず、背景1つで見え方が変わってくるのです。
だからといって、背景に多額の投資をする必要はありません。
100円ショップなどでも手に入る包装紙やキッチンシート、画用紙などを工夫するだけで、手軽にターゲットに向けた商品撮影ができるのです。